なごや認知症安心安全プロジェクト

 人口の高齢化とともに、認知症の方は確実に増加の一途をたどっており、2040年にはその患者数は現在の倍になると考えられております。

 認知症は以前には痴呆症と呼ばれて、一般の方々にとっては、がんとともに将来自分がなりたくない病気のなかには必ず挙げられる疾患です。

 そして、この病気の特徴は病気の進行とともに、ご本人はもちろんのこと家族や周囲の方にもいろいろな影響を及ぼします。

 「年齢相応のもの忘れと認知症はどのように違うの?」あるいは「うちのおじいちゃん、最近もの忘れがひどくて認知症(痴呆症)かも知れないと思うんだけど、どこに相談に言ったらいいの?」市民の方々、あるいは介護・福祉の関係者の方々からのこのような声に対して、名古屋市民のかかりつけ医で構成している名古屋市医師会として "なごや認知症安心安全プロジェクト"を立ち上げました。

 もの忘れや認知症について心配やご相談がある方はぜひ市内のもの忘れ相談医(平成19年5月1日現在 314名)にご相談下さい。

 私どもはこのようなシステム作りを通して、多くの認知症の方々やその家族にとって安心していただけるようにするばかりでなく、現在認知症を発症していない人にとっても、安心して住み続けられる地域としての名古屋を作ってゆきたいと思っております。



 名古屋市内の医師会員(かかりつけ医)のなかで、名古屋市の委託を受け名古屋市医師会が主催する「かかりつけ医認知症対応力向上研修」を受講していただいた医師の方(あるいは認知症サポート医の方)で、かつ認知症ケアシステムの趣旨に賛同いただき、ご登録いただいた医師を言います。

 「かかりつけ医認知症対応力向上研修」は高齢者が日頃より受診する診療所等の主治医(かかりつけ医)に対し、適切な認知症診断の知識・技術や家族からの話しや悩みを聞く姿勢を習得するための研修です。もの忘れ相談医はこの研修を受けることにより、認知症に関しての必要な知識を習得あるいは確認していただいた医師であり、日常診療のなかで市民の方の医療相談に応じる窓口となり、認知症患者やその疑いの方の日頃の継続的な診療を行うのみならず、地域包括支援センター等の活動や、地域で認知症対策にご協力いただける医師のことです。

名古屋市内のもの忘れ相談医(区別、登録番号順 / 平成21年10月31日現在)名簿


 このチェック表は皆さんの頭の健康度をみるための質問表です。日常の生活についての簡単な質問ですので、お気軽にお試し下さい。

 もし該当する項目が多くてもそれが病気であるとは限りませんので、お一人で心配したり、がっかりする必要はありません。ご安心下さい。ただ、余分な心配を取り除くためにも、もし3項目以上に丸がつくようでしたら、ぜひ一度はお近くのもの忘れ相談医にご相談してみてください


もの忘れチェックリスト